本日2021年7月6日に全ユーザー待望の新型Nintendo Switchが正式に発表されました!従来の機種よりパワーアップされた機能や発売日、予約情報などをまとめています。
この記事の目次
新型Nintendo Switchの発売日と価格
新型Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)の発売日は2021年10月8日(金曜日)で、価格は税込み3万7980円。
従来の旧型より+5000円という価格設定で財布と相談させる丁度いい値段設定をしてきたのではないでしょうか。
ソフト一本分の値段で新型が購入できると考えると手は出しやすいかな。
予約はいつからできる?
新型Nintendo Switchの予約開始日は9月下旬を予定しています。
詳細な日程こそ未定ですが、10月の初めに発売日を向かえるので下旬と言っても後半ギリギリにはならないと思われます。
今までの任天堂の傾向からして最低でも2週間は間隔を開けると思うので、9月の17日から25日辺りには予約受付を開始するのではと予想しておきます。
追記:正式に新型スイッチの予約開始日が2021年9月24日に決定したことが発表されました。
この新型スイッチ(有機ELパネル搭載)は全国の家電量販店やゲームソフト取り扱い店やおもちゃ屋で予約が可能です。
旧型と新型のスペック比較
新旧Switch比較まとめ | 旧型Switch | 新型Switch |
---|---|---|
価格(どちらも税込み) | 3万2978円 | 3万7980円 |
本体保存メモリー容量 | 32GB | 64GB |
本体重量(Joy-Con取り付け時) | 398g | 420g |
有線LAN端子 | 別途LANアダプタが必要 | 本体に搭載済み |
画面サイズ(INCH) | 6.0 INCH(液晶パネル) | 7.0 INCH(有機ELパネル) |
背面スタンド調節角度 | 固定(調節不可) | 自由に調整可能(フリー) |
バッテリー持続時間 | 変更なし | 変更なし |
ドックのロゴライトアップ | ライトアップ機能無し | ライトアップ機能有り |
Joy-Con | 変更なし | 変更なし |
肝心の旧型と新型でどう違って、パワーアップしてるのかですが主にこんな感じ。
大きさに関してですが従来の旧型の画面周りの黒縁の部分を埋めるように液晶が広がっているので、縦幅や厚さに変更は無く、横幅も239mmから242mmへと僅か3mm程度増えるだけなので普段の使用感に変わりはなさそうなのもポイント。
携帯機として遊べる前提な以上、持ち運びのしやすさの維持は大切ですね。
いっその事、据え置き器専用のスイッチを出してくれてもいいんですよ…?
以下個人的に気になったポイントを特筆していきます。
本体の新規カラーは「ホワイト」
本体カラーはホワイトとネオンブルー・ネオンレッド2色が登場、ホワイトは新規カラーなので人気が出る事は間違いないでしょう。
逆に今まで任天堂の据え置き型ゲーム機の定番カラーであるホワイトがなかったのが意外。
新型スイッチのホワイトは全体が白色になっている訳ではなく、メイン部分が白色、サブカラーが黒色なので感覚的にはホワイト&ブラックみたいな色合いですね。
Wiiみたいに真っ白ではないのが好みの別れるところだと思うが、部屋のコーディネート的にも白黒はオシャレで合わせやすいのでgood。
本体に有線LAN端子搭載による通信環境は安定するか
オンラインによる対戦や機能があるゲームソフトでは通信環境の安定が不可欠です。
ニンテンドースイッチは無線・有線両方でインターネットに接続することが出来ますがネット接続の速度・安定を考えるとやはり有線による接続がベストでしょう。
例えばフォートナイトなどのリアルタイムの通信状況によるラグなどでプレイする品質に影響を受けるなら尚更。
私も昔、ネット回線が整っていない頃は無線でプレイしていたので相手プレイヤーが突然謎のワープをしたり、メニューを開いた時のラグが発生している間にやられたりとネット環境の大切さを感じましたね…。
有線LANよる通信安定を目指すのはやはり重要で、現在テレビモードで意識高くプレイしているユーザーの大多数は別売りのUSB接続LANアダプターを利用していると思う。
この新型は本体に直接端子が付いている為、ケーブルが増える事による接触損失が軽減されるはずなので、より安定した通信環境を多少なりとも構築することが出来るようになるはず。
Nitendo Switch登場から4年目を迎えた
初代Nitendo Switchは2017年3月3日に発売され、今年で4年目を迎えました。
もちろんNitendo Switchは家庭向けに完成された素晴らしいゲーム機ではあるものの、そろそろ新たな次世代ゲーム機が求められている時期でもありますね。
柔軟なシステム周り、携帯機でもありつつ据え置き型としての面白さと利便性を兼ね備えていますが、やはりPS4/PS5と比べてしまうとスペック的に若干の頼りなさは感じているでしょう。
4K画質対応やフレームレートや本体容量などなど…メーカーやターゲット層が違うのに何を言ってるんだとは自分でも思いますが。
恐らく今後数年以内にリリースされるであろう任天堂の新作ゲーム機に大いに期待しておきたいですね!
そもそも有機ELディスプレイとは何か
簡単に説明すると有機ELとはその名の通りパネルに有機化合物を用いて作らています、通電することでそれ自体が発光するのが特徴。
LCD(従来の液晶ディスプレイ)のようにバックライトが必要なく、本体をより薄くかつ軽量に制作することができるので消費電力を大幅に減少させることができます。
ディスプレイのピクセル一つ一つが独自に発光・発色するので細かな描写もより繊細に表現することが可能なので逆に言えば必要のない場所にエネルギーを使用する必要が無いので電力消費が減るという仕組み。
有機ELディスプレイのメリットは黒がハッキリ写り、任天堂の特異な影の描写が更に鮮明かつリアルに表現されるだろう、他の特徴は語りだすとキリがないくらいに多いので割愛。
有機ELディスプレイは高機能故に電池消費量が上がるのだが、公式発表によるバッテリー持続時間の変更はなし。
他のCPUなどの精密部分も変更はないのでバッテリー持ちは良くなるはずだが、画面サイズが大きくなったこともありそこは据え置きという事にしているのだろうか。
本体保存メモリー容量が倍に
本体保存メモリーが倍になったとは言えそれでも64GB、ダウンロード版のソフトを数本入れてしまうとなかなかに容量を取ってしまいますね。
例えばスマブラSPとかは約15GBもの容量が必要、これだけで4分の1を使用しています。
本体メモリーの圧迫は本体の通信やパフォーマンスに影響するのでなるべく本体に負担はかけたくない。
そして新型Switch本体の発売に伴い、microSDカードの市場在庫が一時的に減ることが予想されます。
おすすめはこのmicroSDカード、新型でも旧型と同じように使用できるので今のうちに確保しておきたい!
ライトに遊ぶなら128GB、がっつりダウンロード版で遊ぶかもしれないことを見越すと512GBを購入しておくのがベスト。
その他の周辺機器の対応状況
- 過去に発売したNitendo Switchのソフトも対応済み
もちろん今までに発売された過去作品のソフトもほぼ全て、新型スイッチでプレイすることができます。
「ほぼ」なのは画面サイズが異なることにより一部ソフトにおいてゲーム体験が多少の影響が出てくることもあるようです。
しかしそれで市況が出るのは本当に一部の一部だけのはずなので、特に考慮しなくてもよさそうです。
- 旧型と新型で本体やドックの互換はある?
新旧の違いによる互換性ですが、どちらも対応しておりどちらでも同じように使用することが出来ます。
例として、旧型本体を新型のドックに差し込んでも、新型本体を旧型のドックに差し込んでも問題なく使えます。
- 新旧でJoy-Conの仕様変更や互換性はあるか
Joy-Conに関してですが、実はこれにリニューアルはありません。
既に使用しているJoy-Conも新型Switchでも使えるので、新型を購入して複数人でゲームを遊ぶ時にそのままJoy-Conをペアリング可能で便利!
逆にJoy-Conの変更はないのか…とか言っちゃいけない。
新型Switchに買い替えるメリット
長々と書きましたが新型に買い替えるメリットは大いにあると思います。
まだ未所持の方も買い替え予定の方も断然この新型Nitendo Switchはおすすめしたい!
しかし本機はあくまでブラッシュアップされた様な新型になっているので、ゲーム環境自体に特段の変わりは望めないのも事実。
ではなぜ買い替えをおすすめするのか、それは文字通り買い替えられるからです。
2021年7月時点でもNitendo Switchの市場の流通在庫は少なく、新型が発売日を向かえたとしても旧型の値下がりは少ないと思われます。
発売日もしくは発売日付近で購入し、旧型から新型に本体データお引越しをした後に旧型を買い取りに出す事である程度の費用を回収することができます。
少なく見積もっても半分程度の費用で新型の美麗グラフィックを堪能できるなら悪くないのではないでしょうか。
何故この新型を発売するのか個人的な考察
実はこの新型スイッチの発売に関しては以前から様々な噂がされていました、4K画質対応のハイエンドモデル機になる!とか本体メモリーが増えるとか高fpsになるとかもろもろ…。
が、いざ発表されてみるとその性能はまぁ、言っちゃあれですが「中途半端」な印象でとても新型ですよ!と大々的に言う物には感じなかった。
直近の6月に行われたE3 2021(ゲームの世界最大見本市)での発表ではなく、時期をずらした突然のサプライズリリースだったのには察するものがありますね…。
なら何故そんな新型を発売したのか、ここからは個人的な考察というか想像。
本来みんなが想像していた新型Nitendo Switchに求めらているのは「全体的なスペックの向上」にあると思う。
上記でも触れたが、搭載CPU問題、本体容量、ゲーム配信機能などの性能がプレイステーションのレベルに達していないのは間違いなく、Nitendo Switchでは出せないソフトも少なくない。
逆にこの特有の利便性を持ちながらプレイステーション並のスペックを作れというのも無茶な話で、実際にみんなそこまでは要求していない…はず。
それでももうちょっとどうにか…と考えてしまうのも仕方ないスペックはしている。
2021年現在、高性能な電子機器に必須である半導体不足の問題もあり、根本的に改良した様な物は開発に至れないのも分かる、PS5が品薄問題真っ盛りなのはこの為です。
現状のNitendo Switchの市場在庫の流通も芳しくなく、大手通販サイトでも定価販売の新品の在庫はほとんど見かけないですよね。
「欲しい」人に未だ行き渡っていないこの状態で、理想のハイエンドモデルが出てしまうと更に市場が混乱してしまう事が簡単に予想できてしまう。
まずは欲しい人に行き渡らせる事、そして市場が落ち着いてから満を持して「真のNitendo Switch」もしくは完全次世代機を投入するのではないでしょうか。
任天堂としてはまずはそこに重きを置いていると考えています。
まぁでもグダグダ述べましたが、十分に楽しすぎるゲームを既にスイッチで堪能できているので任天堂からしてもユーザーからしても、大きく本体の性能を向上させる必要が内心では薄いと思っちゃってるのも事実。
それくらいNitendo Switchはある意味で既に完成してしまっているというのが結論です。
将来的にハイエンドモデルな新型が出たとしても、それはもはやSwitchではなく新規の次世代型ゲーム機という立ち位置になると思うので。
これからどう展開されていくかは天下の任天堂様しか知り得ないので、続報を見守っていきたいですね。